雄猫の多頭頭飼養は難しい?

去勢手術をしても無理なのでしょうか?

本来、去勢していない雄猫同士は一緒に同居するのは難しいとされています。兄弟といってもそれは同じことです。

子猫の時代は仲良く共存できていても、性成熟した後は縄張り意識が強くなり、雌ネコに対してはともかく、同性である雄猫に対しては相手を押さえ込もうとしたり追い出すようになったりするようになります。勇敢な雄ネコほどこの傾向は強くなります。

しかし、飼い猫は十分な食料があり、安息できる居場所があり、避妊去勢手術を施せば、ほかの猫とも縄張りを共有することができます。去勢をすることで生殖器系の疾病の予防効果はありますが、ホルモンの変化から肥満になりやすくなるので注意をしましょう。

雄猫2頭がケンカをしているときは(対峙している場合は別として)、どちらかが優位でその一方が劣位という関係になります。尻尾を上にあげ相手に対して横向きになり、瞳孔は開き耳が頭部にピタッとつけられ、全身の毛が逆立っているほうが劣位のネコになります。横向きになり全身の毛を逆立てるのは、自分を少しでも大きく見せようとしているのです。

内心は、怖くて怖くて仕方がないのです。子猫時代にケンカごっこをして遊ぶときにも、よくこのような態勢は見られます。

優位に立っている猫は、頭部が前に突き出るような感じで、尻尾は下方に力強く下げられ、攻撃態勢をとっています。「シャーッ」というような威嚇する声は、劣位の立場のネコが発する声です。「近づくな、これ以上近づいたら攻撃するぞ」という意味です。待ち伏せして突然に攻撃するのは、狩りの練習としてよく遊びの中で見られる行動です。

雄猫を複数頭飼養するのであれば、去勢をすることが猫同士、猫と飼い主さんとの幸せな関係のために必要となるでしょう。

我が家では、多い時に保護した雄猫君たち8頭と一緒に暮らしてました。皆んな去勢をしてました。