肥満の犬猫がとっても多いんです

炭水化物も肥満の原因

食事をすることの栄養学的目的は3つです。
・エネルギー源として利用する
・体を作る
・生理機能を調節する

エネルギー源としては、脂肪(脂質)・炭水化物(糖質)・タンパク質がこの役割をはたします。この3つの栄養素のことを三大エネルギーと言われるのはご存知と思います。

「cat feeding」の画像検索結果

脂肪は最もエネルギー量が高く1gあたり約9kcalあります。これに比べ炭水化物とタンパク質は1gあたり約4Kcalのエネルギー量と少な目です。脂肪は少量で多くのエネルギーを作ってくれんるんです。

しかし、脂肪は摂取すると予備エネルギーをして蓄えられようとします。一般的に摂取しても体内に蓄えようとするのです。

「dog feeding」の画像検索結果

ディスクドッグや狩猟犬など激しい運動や長時間の運動をする場合は、充分なエネルギー源を確保するために脂質を多く与えることがあります。(長距離ランナーやサッカー選手がエネルギー維持のために、試合前に脂肪を摂取するのと同じ理由ですね。)
また、育ち盛りの幼犬や幼猫には細胞膜の形成や体の構成のために、脂質を多く与えているのが一般的ですが、(生理的な問題から猫のほうが犬に比べ、脂質を多く必要とします。)愛玩犬の成犬に、過剰の脂質を与えることは肥満の原因になりますから注意をしなくてはなりません。

「dog feeding」の画像検索結果

食べたらすぐに利用されるエネルギー源とりようされるのが炭水化物です。その多くが甘く感じるものが多いが特徴ですね。
しかし、運動不足などで利用されなかった炭水化物は脂肪となって予備エネルギーとして蓄えられます。
運動量に比べ過剰な炭水化物の摂取は、肥満の原因となりますから、これも注意をしなければならないことになるのです。

練りもののスティックジャーをオヤツとして与えている飼主の方が多くいますが、このジャーキーはカビの発生や酸化予防のために、水分含有率を減らし、炭水化物(糖質と表記してあることもあります。)が多く含まれています。(日本では水分が12%を越えるとカビが発生しやすくなるといわれています。)

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これらあまり運動をしていない犬に対し、好むからといって与えていることは肥満を誘発することになりますから注意しなくてはなりませんね。
また、ダイエット用のジャーキーも販売されていますが、これはすぐに体内に蓄えられる脂肪を減らし炭水化物を増量しています。エネルギー源としてすぐに体内に蓄えられる脂質をエネルギー量の少ない炭水化物に変更することは、ダイエット効果的は工夫のないものよりはあると考えられます。しかし、ダイエット用だからといって、安心して与え過ぎているのでは肥満の原因になってしまうので注意してくださいね。

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追記
~ダイエット運動の注意点~
飼主である人間にもいえることですが、ダイエットをするために運動していて咽が渇いたとき、炭水化物の入っていないもので水分補給をするようにしましょう。運動により、体内の蓄えられた脂質の燃焼が始まったにも関らず、炭水化物を摂取してしまうと、この摂取された炭水化物をエネルギー源とする燃焼回路に変更されてしまい、ダイエットのための運動(体内に蓄えられている脂肪の燃焼)の効果が削減されてしまうのです。