猫のツメの数はいくつか知っていますか? 猫の爪の秘密

ネコの鋭いツメの秘密

実は前肢は5本後肢は4本のツメを持っているのです。愛猫のツメで痛い思いをしたことがある方は結構多いのではないでしょうか?

猫のツメは普段は引っ込めていますが、高いところに飛びあがろうとするときやオモチャで遊ぶとき、そして、ツメ研ぎをするときに鋭く尖ったツメを出してきます。しかし、飼い主さんに甘えて抱っこされているようなときにもツメを出してしまうんですね。この甘えているときに出したつめで飼い主さんがケガをしてしまうことがあるんですね。また、猫じゃらしで遊んでいるときにエスカレートしすぎたりして思わずツメが飼い主さんの腕などに当たってしまうこともあります。歩くときはツメを引っ込めて歩きますから、歩くだけで床を傷つけるようなことはありません。ツメを出して歩くことは、固いものなどの当たると音がするため獲物を狩るには適していないことになります。

実はこの鋭いツメは刃物のように研いでいるのではなく、何層にもなった先端の層が剥がれ落ちると自然に鋭いツメが現れるのです。切れ味が悪くなったツメの代わりに切れ味が鋭い新しいツメを装備するのですね。一般的に「猫のツメ研ぎ」といわれますが、本当は「猫のツメ剥し」?が正しい表現なのかもしれません。

また、ネコはこの鋭いツメを使って壁や柱にツメ跡を残そうとすることがあります。ペットとして飼われているネコではあまり見られない行動ですが、野良猫など自分の存在や縄張りを強く示さなければならない場合に見られるものです。また、ネコの指間には臭腺があり、ツメ跡を残すと同時に自分の匂いも刷り込んでいます。このツメ跡はできるだけ背伸びをして高いところに付けようとするのですが、それは自分を強く大きく見せようとするためなんですね。

猫の多頭飼養で家が傷ついて困るようなことがありますが、多くはネコの鋭いツメが問題となりますが、ネコの鋭いツメはどうにもなりません。市販のツメ研ぎをしっかりと準備し、ネコにツメ研ぎをしたがらないツルツルした素材や固い素材を利用するのが基本の対策となります。もちろんツメ研ぎはネコの好む場所に設置し、上手にそこでするように誘導したりしつけるようにします。この具体的な対策については別に譲りますがオスの複数飼養の場合の去勢の効果は、雄ネコの示威行動をを抑制し、壁への傷が減ることは覚えていると良いと思います。