バカにできないネコのしこり

緊急を要することもあります。注意してあげましょう。

愛猫の体にしこりを発見したことはありませんか? 何日かで自然治癒することもあるかもしれませんが、緊急を要する場合もあります。できるだけ発見したら早急に動物病院で検査することをお勧めします。ですから、普段から愛猫には体に触れられたりチェックされることを嫌がらないようにしておくことも大切です。

「嚢胞」(単純な袋のようになり皮膚の中にできます。)といったものもありますが、今回は「しこり」にもいろいろな種類があることを知っていただき、その重大性を認識いただければと思います。


~代表的なしこりの種類~ 

早急に動物病院へ

「黒色腫」

有色の皮膚の腫瘍でほぼ全てが悪性のです。中には非色素性の黒色腫もあります。

「注射部位肉腫」

大抵は注射やワクチン接種をした部位が腫れた場合に注意が必要です。

「好酸球性肉芽腫症候群」(無痛性潰瘍)

口唇や顎にできるアレルギー性の皮膚の肥厚ですが、潰瘍を起こすこともあります。

「肥満細胞、基底細胞(扁平上皮癌)」

皮膚にできる隆起した塊で、ハッキリとした隆起の境界が分かりにくいことがあります。


できれば24時間以内には動物病院へ

「膿瘍」

普通は咬傷や深く引っ掻いたことでの深部感染が多く、大抵は皮膚の下で組織のポケットに囲まれています。

「肉芽腫」

皮膚の外層が敗れたことに対する組織結合の反応から起こるものです。

「脂肪腫」

脂肪細胞の腫瘍。高齢猫には身体のどこにでもできやすいものです。

「組織細胞腫」

ボタンのように隆起したしころで、身体のどこにでもできる可能性があります。

「血腫」

皮膚の下に血液が溜まった状態で、耳介に多くみられるようです。痛むことは少ないようですが、皮膚が熱と赤みを帯びることもあります。


早めに動物病院へ

「乳頭腫(イボ)」

皮膚からの隆起がカリフラワーのように増殖していきます。

「嚢胞」

単純な袋のようになり皮膚の中にできます。


しこりの中には、緊急性や早めの治療が鍵を握るものもあります。単純なしこりと決めつけることなく、しこりを見つけた時は早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。