ネコは孤独なハンター!

どうしても止められない狩りの本能
飼い主さんとの「遊び狩り」でストレス軽減

全てのネコには生まれながらにして「狩り」をすることが本能的に備わっているものです。
これは空腹とは関係なくみられる行動で、本能的な欲求によって「遊び狩り」をすることは皆さんもご存知ではないでしょうか? 忍び寄って、飛びつき、襲いかかるというスリルある行動をネコは求めているように感じることもあります。

画像に含まれている可能性があるもの:猫、屋外

単独で狩りをするネコはネズミなどの小動物の尿の匂いに敏感に反応し、小動物がよく通る通路などで待ち伏せをします。この待ち伏せ作戦がネコの得意技です。根気よく獲物を待つわけですが、授乳中の母猫が最も優れたハンターになるといわれています。獲物に飛びかかるときは獲物の横から攻撃し、前肢で獲物を抑えつけながらツメで獲物をすくいあげるようにします。空腹であれば獲物の首に噛みつき、瞬間的に仕留めます。
たいていのネコは狩りが成功すると体を丸めて飛び跳ねるような仕草をしますが、この行動はペットのネコが飼い主さんとオモチャを使った「遊び狩り」でも見られる行動でしょう。まるで喜んで小躍りしているようにも見える仕草ですね。

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鳥を捕まえるときには通路での待ち伏せ作戦でなテクニックと方法を使います。地面すれすれまで身体をかがめるように低くし、獲物にゆっくりと近づきます。草むらなどに身を潜めながら近づいていくのですが、獲物に気付かれそうになると動きをストップし慎重に慎重を重ねます。頭はできるだけ前方へ伸ばし、小さな音から察知できる獲物の行動を確かめるように耳を立てて近づきます。そして、ここぞとばかりに最後は高い身体応力を使って獲物を仕留めるのです。ネコが高く飛び上がって逃げようとする鳥を仕留めるシーンなどはテレビや動画で紹介されるくらい凄いものです。ご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか? (実際にネコの狩りの現場を見られた方もいらっしゃると思います。)隠れ場所となる草むらなどがないとなかなか成功しにくい作戦かもしれません。

「cat hunting」の画像検索結果

また、人間からエサをもらっているネコだと、狩りを成功させても獲物を食べないことがほとんどのようです。本能的な欲求を満足させるに過ぎない「遊び狩り」なのでしょう。このネコの本能的欲求を満たす「遊び狩り」は自然界の鳥に大きな打撃を与えることもあるようです。フラワーガーデンで有名な英国では、庭にやってくる鳥の約6%がネコの獲物(餌食)になっているといわれています。、野生の陸上捕食動物のほとんどいないオーストラリアでは、ネコの狩りや「遊び狩り」が野生動物に影響を与えるとして、ネコの管理法が施行されています。日本とは少し違う事情もあるようですね。

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単独で「狩り」をするネコは、まさしく孤独のハンターです。 人に慣れているからといって安心していると、狩りの本能で一緒に暮らす小動物や鳥を「遊び狩り」の相手にしてしまうかもしれません。飼い主さんは愛猫の行動に注意しながら、本能的欲求を満たすためのオモチャ遊びを充分にしてあげて欲しいと思います。