ネコの2頭飼養のポイント

1頭だけでは可愛そうと思う方は多いですよね

多頭飼養を始める前に、気をつけなければならないことについてご説明していきます。
まず初めに、2頭飼い始めたら、動物病院で寄生虫や感染症などの病気を持っていないかの検査をしてください。どちらか一頭がもっていると、一緒に生活していくうえでもう1頭にも移ってしまいます。もし、片一方のネコが病気を持っていた場合は、完全に治るまで部屋を別々にしてください。

トイレの数は、基本的には1頭に対して1個ずつがいいかと思いますが、1個でも問題なく使うようでしたらそれでもいいでしょう。飼い主さんにとっては、掃除が楽になるし場所もとらないという利点があります。

しかし、多頭飼養の場合、下痢をしたり尿の色がおかしかったりしても、どのネコのものなのか判別しにくいという欠点があります。トイレが別々でそれぞれ決まっていると、病気の早期発見につながります。この点に関しましては、住宅状況や生活パターンやネコの性格によっても変わってきますので、飼い主さんの都合で対応してください。

まだ子ネコのうちでは問題はありませんが、性成熟してくると、今まで仲良かったのにケンカを始め出したり、鳴き声による騒音や、あちらこちらに尿を吹き付けるスプレー行動が問題になってきます。オス、メスに関わらず、6ヶ月くらいで避妊去勢手術をすることをお勧めします。特にオスとメスで飼われた場合は、妊娠しないように注意が必要です。避妊去勢手術をすることは、ネコにとっても病気の予防になり、長生きにもつながります。飼い主さんにとっても、騒音や臭いなどによるストレスを受けることがなくなります。

避妊去勢手術をしても大人になってくると、今まで仲がよかった関係に、少し変化がでる場合があります。そういうときには、お互いに独りになれるスペースを用意してあげてください。これは、決して広い場所が必要だと言うことではありません。段ボールなどで隠れ場所を作ってあげてもいいですし、また、押入れの奥や、タンスの上などもネコは落ち着くようです。それぞれお気に入りの場所が見つかったら、その場所から追い払ったりしないで、そっとしてあげてください。子ネコの時期から、飼い主さんと子ネコ2頭がよい環境で暮らしていけば、将来大きな問題行動をおこすこともあまりありません。遊びつかれた子ネコが甘えてきたら、十分に甘えさせてあげ、やさしい母親の役割を果たしてあげてくださいね。