ネコの臭い付けとケンカ

猫同士のケンカ、気になりますよね。

ネコは本来、ケンカをできるだけ避けるような行動をとるものです。そのために外で他のネコと鉢合わせにならないように匂いによるマーキングを行います。

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排泄物でのマーキング

その一つに糞によるマーキングがあります。
これは、いつ、誰がその場所にいて、どんな地位にいるのかなどを、糞によっていろいろな情報を相手に知らせることができるものです。凄いですよね。

また、尿によるマーキング(オスの場合はスプレーといいますが、ここでは全てマーキングで統一します。)は、人間でいえば自分の存在や立場を知らせる名刺をそこに置いて歩いているようなものなのです。お互いに尿によって挨拶を交わしていると考えてください。これは、ネコ同士のコミュニケーション手段としては極めて重要なんですね。お互いに上手に共存する形で生きていることを意味していると考えられます。

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ですから、この尿によるマーキングがないと、ネコ同士の出会いがしらのケンカはもっと頻繁に起きることでしょうね。自分がこの道を通りたいと思った時に他のネコの新しいマーキングがあったとしたら、他猫が通過したばかりということなので進路を変更したり少し時間をおいてから行くようにもするんです。


擦り付けでのマーキング

もう一つの匂いによるマーキングに、擦り付け行動というのがあります。
ネコには、口のまわり、顎、耳道内、肛門の周囲、尾の付け根などによく発達した皮脂腺があります。この部分を対象物に擦り付けるのです。このような匂いによるマーキングの他にもいろいろとネコ社会にはルールがあり、そしてマナーがあるんです。また、爪を使ったマーキングもあります。

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先住ネコがいてそこに新しいネコが加わり、争いが起こると言うケースはよくありますが、今まで仲がよく同居していたネコ同士が、突然仲が悪くなるという場合は、どちらか一方が病院などから帰ってきて今までとは違う匂い、例えば他のネコの匂いをつけてきたりすると、匂いを嗅いだ瞬間、「シャー」と威嚇したりします。しかし、それでもすぐにいつものように仲のよいネコ同士に戻ります。

また、引越しなど環境が大きく変わるようなことが起きると強いストレスが加わり、その新しい環境に順応できずにパニック状態になってしまいます。そのようなときにも仲間意識もなくなります。しかし、これも飼い主さんの適切な態度などで、いずれ自分の居場所を見つけ出し安心すれば、仲間意識も芽生えてくるはずです。

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仲が良かった愛猫同士がケンカをするようになった場合は、上記以外に、雄か雌か? 避妊去勢手術をしているか? 外出するかしないか? 年齢はいくつか? などでも違ってきます。
性成熟をした雄と雌の場合は、発情に伴って争いが起こることがありますし、去勢手術をしていない雄同士だと、縄張り争いによるケンカが始まります。愛猫の避妊去勢手術がまだのようでしたら、獣医師に相談してから行うと良いでしょう。

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愛猫同士がケンカをしているようであれば、その原因を取り除き、冷却期間をおいてもまだ仲が修復できない場合は、別々の部屋で飼うしかないかもしれません。仲良くできなくても、お互い無視した関係でうまく共存できればいいのですが、激しいケンカを繰り返すようでしたらお互いにストレスがかかってしまいます。飼い主さんの態度によっても仲が悪くなる場合もあります。

愛猫同士のケンカで困っているような場合は、猫専門の獣医師やペットショップで相談されることをお勧めします。