ネコの性格はどうやって作られていくの?

子猫の性格形成について

ネコの性格の形成には、どのような要素があるのかというと、一つには生まれ持った気質(遺伝)、そして、もうひとつは環境です。

気質とは、そのネコの品種や性別、親ネコから受け継ぐ遺伝子などによって生まれながらに持っているものです。
環境というのは、野良ネコか飼いネコかということや、飼い主にどのような時期にどのように接して飼われていたかなど、いろいろな要因によってネコの性格が形成されていきます。特にネコの社会化期である生後2週~7週に、どのような環境で育ったかは非常に重要なポイントになります。

まず、この社会化期に少なくても1日40分以上飼い主に接してもらえたか? 接するというのは、一緒に遊んだり、撫でられたり、話かけられるということです。
次に、周りに親ネコや兄弟ネコ、もしくは血がつながっていなくても、社交的な成ネコがいたか?ということです。このような環境で過ごした子ネコは、成ネコになっても他のネコに対してずっと社交的であり続けることができます。そして、もう一つ大切なのは、母ネコの性格です。


母ネコの社会化が十分になされていると、子ネコは母ネコを観察して学習しますので、母ネコが人に対して友好的だと子ネコも人に対して友好的になるのです。ここで、母ネコに限定したのは、ネコの子育ては、雌ネコがするからです。雄ネコは交尾をするだけで、子育てには参加しません。一緒に室内で飼われている場合は、稀に父ネコも子育てに協力するネコもいますが・・・父ネコが子ネコの性格に影響するのは、環境によるものではなく、気質つまり遺伝によるものです。イギリスでの遺伝の研究で、父ネコが人懐っこい性格だと、人懐っこい子ネコになる傾向が高いという結果が出たそうです。


このように、ネコの性格の形成には、さまざまな要因があるのです。子ネコは遊び盛りの時期ですし、ワンパクでかわいいものです。おそらく、エネルギーが有り余っているのですね。できる限り一緒に遊んであげてください。ある程度の年齢がくると大人しくなり、わんぱくだった頃が懐かしく思えるものです。抱っこも子ネコの時期は大人しくさせていても、ある時期を過ぎると自己主張が出てきて、嫌がるようになるネコも少なくありません。

しかし、抱っこの仕方やタイミングによって、大人しく抱っこをさせることはできます。これから、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。きっと、もっともっとネコライフが楽しくなることでしょう。