生まれた子猫の目はみんなブルー!美しいです

キッティン・ブルー 見たことありますか?

生まれたばかりの子ネコは、まだまぶたは完全に閉じられています。生後1週くらいで、ごくわずかに目頭の辺りから開いてきて、2週くらいまでには完全に開きます。生後2ヵ月頃に成ネコと同じくらいの視覚能力になります。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、猫

この時期の子ネコの目の色は、【キッティン・ブルー】といって、どんな子ネコも青色をしています。生後間もない子ネコの目には、メラニンがないために目が青く澄んでいるのです。成長とともに目の色素上皮細胞や脈絡膜でメラニンが形成され、生後3~4ヵ月ほどでそのネコの目の色になります。(成猫になってからの目の色は、このメラニンの量によって決定されることになります。)

写真の子ネコがキッティン・ブルーであることが良くわかりますね。


 

 

 


ネコの目は明るいところと暗いところとでは、瞳孔の大きさが見るからに違います。暗いところから明るいところに移ると、瞬時に瞳孔が針のように細長い状態に変化させることができるのです。また、暗いところでは目の表面積の90%まで広げることができます。そのためにネコはわずかな光を最大限に利用ができ、人が必要とする照度の1/6の光でものを見ることができるんです。つまり、夜間ではネコは人よりも物がよく見えているのです。

人よりも視覚能力が優れているネコですが、視力はあまり発達していません。人と比べると近視気味で、人の視力のわずか10%程度に過ぎないようです。しかし、狩猟行動に不可欠な動きを察知する能力はきわめて優れています。20m離れていても動くものであれば発見できます。ただし、近くは25cm程度しかハッキリと見えないようで15cm以下はあまり見えないんです。(近くて動かないもは認識しにくいんですね。だから、近くに食べ物を置いてあげても分からないことがあるんですが、ご愛敬に感じますね。)


色の認識は緑色と青色は認識しかできません。赤色はできないんです。おいしそうな赤色をしたキャットフードは、猫ではなく飼い主さんんがおいしそうに感じるためなんですね。ご存知でしたか?

視界は200度程度と言われていますが、立体視といって正確に距離感をつかめるのは100度程度のようです。これは人間とあまり変わりません。

さて、猫の目については、動態視力・瞳孔がどうして縦に細長いのか、目がどうして光るのか、人と違う焦点の合わせ方など、おもしろいことがたくさんあります。機会をみて、順次ご紹介できればと思います。

画像に含まれている可能性があるもの:猫

写真の両目の色が違うものを“オッドアイ”といいますが、これは全身を白い毛にする強力な遺伝子(遺伝子Wといわれます。)のあるネコに多くみられます。