『愛犬との共存度検定』開始のお知らせ

NPO法人アニマルワンでは「愛犬との共存度検定」を開始いたします。

『愛犬との共存度検定のシステムのあらまし』
飼っているイヌとその飼養状況は、以下の4つのことがらを調べることで、概ね評価することができます。
(1) しつけがどの程度なされているか (しつけの習得レベル)。
(2) イヌの社会的反応性はどうか (社会化の程度)。
(3) イヌの扱いやすさはどうか (ハンドリングの程度)。
(4) イヌの行動に対する飼い主の対応や飼い方はどうか (吠え行動、排泄の処理、手入れ、ワクチン)。

これらを調べてデータを数値化し、「共存度係数」という尺度 (指標) で表すと、そのイヌが人や近隣住民とどれくらい平和的に共存できるかを簡単に評価することができるのです。

「犬のしつけ」の画像検索結果

『イヌの行動 ( 反応 ) を定量評価する』
飼い主に対する調査ではあるが、飼い主の意識や主観的な考え方の影響を受けやすい設問内容ではなく、イヌの行動(反応)を見たり観察したりして得られる設問内容と、イヌの行動を「定量評価」する回答の選択肢を用意することで、よりバイアスの少ない、比較的客観性の高いデータを作成することができる。
またチェックする内容は、日ごろからイヌとよく接している飼い主なら回答できる内容である。

『共存度とは』
「しつけの学習レベル」「社会化のレベル」「扱いやすさの程度」「飼い方と接し方」で判断します。共存度係数とは、得られた点数 (100 点満点) を単に100 で割った値をいいます。
「共存度係数」は、飼いイヌが、人に迷惑をかけたり、トラブルや苦情を引き起こす、発生頻度の可能性を見る尺度 ( バロメーター)として用いることができます。
「共存度係数」の数値が低いほど、近隣からの苦情やトラブル ( 事故など) は生じやすく、この数値が 高いイヌほど、その可能性は低くなります。

「犬のしつけ」の画像検索結果
『4 項目の何をチェックするか?』
1 )しつけの習熟度: 必要に応じ、飼い主がイヌの行動をどの程度コントロールできるか。
2) 社会化の程度: 人と平和的に暮らすためのイヌの社会的反応性( 社会化の程度) を調べる。
3)扱いやすさの程度: 知らない人が触っても平気なイヌかどうか、をチェックする。
4) 飼い主の飼い方とマナー度: トラブルや苦情の多くは飼い方や飼い主の対応の仕方に起因する。

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※イヌのしつけのレベルによって ( 行動科学の視点より ) 

いざというとき、人がイヌの行動をコントロールできるほど、事故やトラブルは起こりにくい。

※イヌの社会化の進捗の程度によって ( 動物行動学・心理学的視点より )

社会化不足のイヌは、恐がりで非社交的であり、逆に社会化が進んだイヌほど、社交的で友好的である。社会化不足のイヌは、他犬 ( または他人) が接近しすぎると、防御的にふるまい、相手を遠ざけようとする。

※イヌのハンドリング (人の手で自由に扱うこと) が十分にできるかどうか

多くの人が気軽にイヌに触ろうとする。トラブルや咬みつき事故は、こうした際にもっとも起きやすい。

※ふだんの飼い方やイヌの行動に対する飼い主の対応はどうか

対応次第で、人や他犬に対する飼いイヌの一般的なトラブルや苦情は、ほとんど防ぐことができる。